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イファ：たとえばキミの町にようせいさんが来たとして
ルィノ：キミって誰ヨ?
イファ：たとえだたとえ 仮想人格1号 ……その町がーその瞬間からバラ色のドリームランドになるか? ならんでしょ
ルィノ：なるヒトにとってはなるちゃろ
イファ：でもね 畑たがやして、雑草むしって、毎日天気の心配して、そんな生活は変わらない
ルィノ：あらためて言うとセツナイね てゆっか仮想人格1号君は農民だったのか
イファ：都市に住むヤツも似たようなものだー
イファ：妖精の住む湖を背にして、夕日を浴びながら草を刈るさぁ
ルィノ：なまやさしくはないけれどネ 少しイイ生き方だ こんなおばあさん見たら
イファ：見たら?
ルィノ：いたずらかましたくなりますな
イファ：このアンシーリーコートめ!!
イファ：これを見てくださいなー
ルィノ：うわぁ マジメすぎて肩がこる
イファ：この真っ向さがイイんだよ! ソバの花畑ってかなりキレイなんだよー
ルィノ：んー 遠目にみるとかすみ草のような
イファ：幻の青ばと豆腐 こいつを食うと今まで豆腐と思ってきたモノは何だったんだ? という気分になります
ルィノ：店で頼むと普通の豆腐2丁分ぐらいあるのがどかんと出てきて 豆腐だけで腹を満たす事を強要されるッス
イファ：しょうゆとしょうがだけで食すのがポインツ かつぶしは罠だ!
ルィノ：この地方で丹精こめて作られてる青ばと豆を惜しみなく使って作ったお豆腐
イファ：なんでも普通の大豆よりかなり栽培が難しいらしいイファ：他の特産品と言えば、アザキ大根という辛味のキいた野生種大根で食べる高遠そば 意外なおいしさキウイようかん チャレンジャーにおすすめソバの花の蜂蜜
ルィノ：ソバ蜜?
イファ：微妙な堆肥の香りが隠し味
ルィノ：うぇ、それ多分入ってはいかん何かが入ってしまってるヨ
イファ：山鍛えのタフな胃腸をマンゾクさせます
ルィノ：それ以外は死という方向で
ルィノ：いかん、チョとジンと来たヨ
イファ：このコトバに込められた想いが、金山の人々とようせいさんを繋いでる
ルィノ：そんな金山の人々を、家里のようせいたちも大好きデス
イファ：この気持ちはホンモノ
ルィノ：自分が生まれたときの自然より、もっときれいにして残したい
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