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Ruino History
- 銀碑暦前21年12月18日 イナム島のイナム村パルパライネ草原に生誕 イナムの始祖魔法師カゾリフの「世界を救いたい」という気持ちが結晶して産まれたと言われる
カゾリフに「シノ・ナナイ(すべてのものを落ち着かせる者)」と命名される
- 当時 イナムの魔法空間は極めて荒れており イナム地方の人々は妖魔の危機にさらされていた カゾリフはその原因が魔法的に別の世界が異常接近しているためだと突き止め
決死の覚悟で別の世界への探索を試みようとしていた
- シノは手伝いのために魔法を学んでいたが あるときカゾリフへ言った 「最近あまり学習がすすんでいません
何を考えても瞑想しても あなたのことへ行き着いてしまうのです」 シノの心はまだ幼すぎて この思慕が何であるのかわからなかった カゾリフはひどく残念そうに微笑んだ
- カゾリフは待ちきれず シノを置いて別の世界へと飛んだ 置き去りのシノはまだ空間を遠く飛ぶ力がなかった
懸命に魔法を覚えようとしたがカゾリフへの思慕の想いが強く邪魔をし 悩まされた
- 「カゾリフへの想い」が結晶し 妖精がひとり産まれる むしろシノの魂が一部分裂し 新たな妖精が産まれたという感じだった
妖精は自ら「レイ・ナ・シーナ(愛する者)」と名乗る
- レイナは自らの想いのままに空間を飛びカゾリフを追った(カゾリフが通過した後であり 空間に比較的飛びやすいルートが残っていた)
シノはレイナが分裂したことで少し心が軽くなり魔法が使えるようになった シノもレイナを追った
- シノがたどりついたのは 別の世界の一歩手前にできた魔法空間の洞窟だった カゾリフが通った後の影響でイナムの空間の一部が巻き込まれて魔法空間にただよっていた
そこは力をもつ白い霧に常に覆われていて 150名ほどがなんとか生きていた 彼らはそこの地を白い霧のイナム「フィ・スラ・イナム」と呼んでいた
- シノは20年ものあいだフィ・スラ・イナムにとどまり 彼らが生きていられるように魔法の力を整えつづけた
シノは別の世界「アーシナ」がそもそも魔法を忘れた歪んだ世界であり その影響が魔法空間を荒らしていることに気がついた
- カゾリフは激しい跳躍のため身体を保つことができず 記憶を失い魂のみが別の世界に転生し ヒグサという魔力は持つが自分では何も決められない女性に育っていた
別の世界はちょうど今の日本のように科学文明が発達し魔法やファンタジーが生活から遠ざけられていた 妖精や魔法に憧れる人たちがヒグサの周囲に集まっていた
- 妖精の生き方に焦がれるルモイ 王になりたいと言うハミシム ただファンタジーが好きで妖精が好きなミシム
彼らは失われた魔法の技を再現しようとしていた ルモイは自らが妖精として転生するため 妖精の魂を呼び出す術を独断で行った そしてレイナが呼び出された
- レイナは跳躍により記憶がぼやけ ルモイの隠されたミシムへの愛(ホモセクシャル)の影響を受け ミシムを愛する妖精として誕生した
その姿は妖精にあこがれるルモイを二重にいらだたせた(自分のなれなかった妖精の姿をしていること ミシムと相思相愛であること) レイナの無防備にさらされた背中の威厳にルモイは打ち負かされたとも言われている
- ミシムは妖精に誘われ フィ・スラ・イナムへ行く夢を見る
以下 目下制作中 |
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