ツアーコンダクター(仮)のルィノと申します。
以後よろしく☆
似てないですが、表紙の人です☆(たまに違うらしい)
早速、タリアという街のことを、世界から振り返って説明いたしましょう。社会科の授業みたいですみません☆
・ユリナス全図
・セクレア大陸
・大陸東岸図
・タリア地図
※タリア地図以外の地図は、クリックすると大きい原図が見れます。が、ファイルサイズ200koverのでかい図ばかりなので、それなりの覚悟で見てください。
※タリア地図をクリックすると、タリア上空5000mからの空中写真が見れます。
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ユリナス全図
図は、上が北で、緯線は中央が赤道で、20度ごとについてます。一応ミラー図法。
赤道一周は、900ディール(36000km)くらいです。
あたしたちは「世界」のことを「ユリナス」と呼びます。これは大体「世界」「world」に相当する単語で、さまざまに使われます。
青い★がついているのが「9大陸」で、これは「6つの大大陸と3つの小大陸」とも言われます。 緑の●がついているのが「7大海」で、あわせて「9つの陸と7つの海」と呼ばれます。
世界が丸いこと、海がひとつづきになっていることは良く知られています。世界一周した人はかなり昔から何人もいたようですが、 ひとつの船で世界一周をなしとげたという話はまだ聞いたことがありません。
ちなみに「太陽」のことは「リグリア」と呼びます。「月」は「ディクパト(龍の頭)」と呼ばれ、9日で満ち欠けします。 だから世界的に「一週間」は9日で、その間に2日お休みを取るのが普通です。
ユリナスの文化は、もとをたどれば、ほとんど全てが現在のイディオパ地方につながると言われています。
おおざっぱに言えば、技術は主にセクレア大陸東岸に、魔法は大陸西岸に、文化的なものはアフォンソ大陸のほうへ広がりました。
700年ほど前、この地に起こった「ノミネス教」が形を変えつつ、世界に伝播したと思われます。
ノミネス教は、魔法世界の教えを軸として、死後の魂の救済を説く魔法使い主体の宗教だったのですが、 大陸東岸の方ではなぜかノミネスだけが神格化され、魔法が忘れ去られて権力と結託してしまったようです。
逆にタリアのある大陸西岸の方では、もともと土着にあった宗教とごっちゃになってしまって、やたらと宗派が増えて、 ひとつの大きな「宗教」の形をなさなくなっています。
矢印を見てもらえればわかるように、セクレア大陸の東岸は、文化の接点になっています。タリアには、 大陸西岸からやってきた物資、大陸東岸におおい魔法の物品、ウラノンを通して伝わってくる東方大陸の名産物など、 様々なものが集まってきます。
セクレア全図
あたしたちのいる大陸です。
上が北です。図がきたないのはごめんなさい。
東西で、おおざっぱに180ディール(7200km)くらいです。
セクレア大陸で栄えている場所は、「西岸」「東岸」「中央」「南部」の4ヶ所です。
西岸は、世界で最も技術の進んだ場所として、また、東岸は魔法の発達した場所として知られています。中央や南部はそれぞれ、 織物や香辛料などの名産品で名高いです。
陸の交通は、図のように、5つの道が主となっています。特に東西を結ぶ、銀色の道・金色の道は、さまざまな交易品が行き交い、 沿道には多くの魅力的な街が発展しています。
タリアを通っている「金色の道」は、5つの道の中でいちばん豪華な名前がついてますが、これはおそらく、西の人々が東に対して、 おぼろに、黄金郷やまほろばみたいなものを感じているからではないかと思います。本当にそうかは定かでありませんが☆
金色の道は、モンタズ山脈を越えるほとんど唯一の道であり、いちばん難所の多い道でもあります。
陸路とは別に海路もあり、大陸東南部のサマリア地方は、主に海路を使って南部交易をしているようです。
金色の道はウラノン諸国に握られているので、海路に頼るのでしょう。逆にウラノン諸国が海路を使うことはあまりありません。
大陸東岸図
大陸東岸の図です。ウラノン-サマリア間が、直線でだいたい25ディール(1000km)くらいです。上が北です。
緑の線より北がウラノン諸国、南がサマリア諸国であり、仲はかなり険悪です。そのため緑のラインでは国境防備を入念に行っています。
北の人は南の人を、「猜疑心と権力欲が強く、好戦的」と言います。それが本当かどうかは判断つきかねますが、 南の人はイリディア(妖精族)を嫌うので、あたし自身も好きにはなれません。
ウラノン諸国は、アクタナ川を中心に、国家がゆるやかに連合したもので、ウラノン諸国法によってのみ束縛されています。
諸国法は、主に交通・運輸・経済制度について定められています。問題があったときは、国同士で話し合いますが、 最終的な決定機関は、7ヶ国の代表からなり、基幹7国と呼ばれます。
7国は、図にある、「ウラノン」「アクティン」「ローレン」「ガルフ」「ルーストン」「パールトン」「イナム」であり、タリアは残念ながら違います。
この中でイナムだけが唯一小国であり、魔法的な特権で基幹7国になっていたのですが、無用な混乱を避けるために永く投票権を凍結していました。
ルーストンの内乱に対する決定で、投票が3対3に分かれそうになったとき、 イナムが自国に有利なように1票を投じて、ルーストンを半支配下においたのは記憶に新しいところです。
イナムは長くこの状態を続けるつもりはないと言っていますが、大陸北方の火種になる危険は、相変わらず消えていません。
南方は、もっと中央集権的で、サマリア国のリジュラーン王城に権力が集まっています。
諸国の代表はしばしば配置変えをされ、代表は有能な者と無能な者をモザイクのように配置して、連合するのを未然に防いでいるようです。
その中で、少数民族とイリディアは弾圧を受けています。
魔法は国家のものとされ、西岸的な宗教のもとに国家によって組織された魔法団体「ミルフィル」があり、市井の魔法使いは認められていません。
言語は、この地域全体で、方言くらいの違いしかありません。もっともそれでも意志の疎通に困ることは多いですが☆
タリア市街図
上が北、地図全体の南北が1ホール(5km)あるかないかというところ。
東岸図とこの図の間に一枚地図が要りますねえ……まだ書いてません、すみません。
大きく、河川地区(茶色)と丘陵地区(緑色)に分かれます。これは、タリアがまだ統一されていなかったころ、河川地区と丘陵地区を治める家が違っていた名残とも言われます。
「火事の丘陵、水害の河川」と言われるくらい、災害には悩まされるところです。そのため、街のあちこちに寺社が点在していて、 いざというときの避難所、および財産を守る蔵としての役目を果たしていて、実際住む家は、何度焼けても流されてもいいと考えられているようです。
河川地区と丘陵地区は少し仲の悪いところがあって、河の人は丘の人を「高慢で退屈な奴」、丘の人は河の人を「野蛮な連中」と思ってるところがあります。
城壁が、二つの地区を隔てているのを、現国王は快く思っておらず、無理してでも、正門は常に昼夜問わず開いています。
イファとあたしが今住んでいるところは、丘陵地区の「住宅地」と書いてあるところの、太い道が2本逆Y字に分かれているあたりになります。ここから毎日王城に出勤しているわけで。
おまけ
以前CGコーナーの見出しに使ってたタリア上空Flashデス リンク押してもどこにも行きません
せっかくなので置いておきます